インラインスケートはその用途により次の様に幾つかの種類に分かれる。
- フィットネス/リクリエーショナル
用途: 街や公園を走ったり、パイロンなどでスラロームを楽しんだりする。
ブーツ: ソフトブーツ、ソフトとハードのコンボ・ブーツなどがある。また、レースとバックルのものとある。
スキーのサマートレーニングを目的に始める人の場合はハードブーツが主体。
ヒールブレーキの付いている場合が多い。
ウィール: ウィールは2002年ころは74mm、2003年に80mmが登場して、大口径化が進み2004年には84mm、2005年には90mmをセットできるフレームが目立ち始め、2007年には100mmが登場。
- アグレッシブ
用途: 手すりや縁石などを滑ったりジャンプしたりする。ハーフパイプも。
ブーツ: ハードブーツ。ヒールブレーキは無い。
ウィール: 60mm以下と小型。
- ホッキー
用途: アイスホッキーの陸トレーニングから派生。
ブーツ: ソフトでレース。足首の部分に大きなカットが入っていて自由になるようなデザイン。
ヒールブレーキ無し。
- スピード
用途: インドア・アウトドアでのスピード・スケート。
ブーツ: ソフトでレース。足首の部分が低いカットで足の動きの自由が確保。
フレーム: フレームは他のタイプのスケートより長く 12.8" - 13.0"が多い。スピードの追求及び高速スケート時でのバランスが良い。
ウィール: 80-84mmウィールの場合5輪が主流。ただし、2004年くらいからの大口径ウィール装填トレンドにより100mmウィールの場合は四輪。100mm×4の場合、フレームのマウントは195mmがスタンダードだが
一部165mmスタンダード・マウントのものもあるがレア。ウィールの大口径化は進み、2008年には125mmのものが出現。デッキが高くなるのでそろそろ限界かとも思われる。